県教委:教諭ら5人処分、生徒に体罰など /広島

県教委:教諭ら5人処分、生徒に体罰など /広島
2009年3月17日17時2分配信 毎日新聞

 県教委は16日、4件の体罰を含む5件の懲戒処分を発表した。
 県教委教職員課によると、福山と府中両市の小中学校の32〜59歳の男性教諭4人を体罰で、それぞれ減給と戒告▽坂町立坂中学校長(59)を、非常勤講師に職務内容外の職務を担当させたとして戒告処分とした。
 福山市内の公立中学の男性教諭(50)は、昨年5〜10月に計5回、指導と称して生徒9人をほおや頭を殴ったり、けったりした。うち1人に、トイレの壁に頭を打ち付け、首のねんざで通院1週間のけがをさせた。校長から指導を受けた後も体罰を繰り返したとして、減給10分の1(2カ月)▽同市内の公立中の男性教諭(59)は、前任校で06年と07年の計2回、生徒2人をたたいたり、転倒させたりしたとして減給10分の1(1カ月)▽府中市内の公立小の男性教諭(52)も07〜08年、児童を後ろから強く押すなどして、頭部打撲や前歯が欠けるけがを負わせたほか、髪や耳を引っ張るなどの体罰をしたとして減給10分の1(同)−−の懲戒処分など。【上村里花】

3月17日朝刊

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